ポーカー負けても泣かない努力をする人の記録

自称寿司PokerPlayerです。僕のBlog読んでも強くはなりません。

ポーカーの存在を知る。

元々ギャンブルが好きなんだと思う。お金が好きだしゲームも好き。だいぶ前にcrapsを知り、用事で香港に行く時はマカオに日帰りで立ち寄りcraps。勝った試しがない。

そんな折、フィリピンのマニラへの駐在が決まる。

 

マニラでの駐在は暇だ。夜や休日にすることがない。

駐在員はキャバクラに行き週末はゴルフをする。ゴルフは仕事の付き合い上たまにするが一人でマメにするほどはしない。付き合い程度だ。

女の人はお金かけて遊ぶ程好きではない。

というわけでカジノだ。マニラには幸いcrapsがある。大好きなcrapsをマニラでは格安で出来るのだ。pass lineへのbetは100ペソ。当時約220円。安い。

遊べるが増えるはずもない。しかしそんなに痛い程負けない。

ところがある日友人とバカラに手を出した。

これが増えるのだ。一時的に神がかりに。

 

増えてしまうものだから掛け金も増える。でも負ける日もあるけどまた増える日もある。そんな日常に満足していた。

ところがある日から数日勝てない日が続き段々お小遣いじゃないお金に手をつけて行く。

ついに貯金に手を出した。そこから一定額の貯金が減るなんてあっという間。

なぜ勝てないんだと自問する自分がいる。更に大振りして被害を拡大させて行く。

失意のうちにkindleで購入した本がこれだ。

 

 

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)

 

 

 

さてバカラを辞めよう。と思った時に再度暇な時間に戻る。

週末はすることがない。やっぱりカジノを覗きに行く。バカラはしない。BJやcrapsだ。

たいして面白くもない。

 

ふとカジノでポーカーテーブルを見かけた。人と対戦するなどルールも知らない僕には全く意味がわからない。5枚使わないの?と衝撃を受けたり、そもそもプレイしてる人達がとても博徒に見えて怖かった。

ただ興味を持ったのでwebで調べた。

どうやらテキサスホールデムというらしい。

携帯ゲームを始めてなんとなくルールを覚えカジノを見に行くがやっぱり怖くて座れない。

Webを見ているとマラテにMasters poker clubというブラインドがカジノより安い所があるという。カジノのレートの半分だ。

 

その後の荒波にのまれる事など予想もせず軽い気持ちでマスターズに行く日を楽しみにしながらビールを飲んで週末を待った。