ポーカー負けても泣かない努力をする人の記録

自称寿司PokerPlayerです。僕のBlog読んでも強くはなりません。

たまにポーカーするならこんな町:ポルトガル編

 

こんにちわ。多方面の方からお前のBetやレイズは嘘くせえとよく言われるToshiです。なぜかというと見た目が胡散臭いからだそうです。ひっそりと枕を濡らしてます。皆さん優しくしてください。

 

 

これをご覧の方は牟田さんというポーカープレイヤーの方をご存知でしょうか?

 

twitter.com

 

僕がとてもリスペクトしているポーカープレイヤーのお一人でして、現在は産休に入られているようですが、普段はマカオを拠点としてご活躍されています。

牟田さんと知り合う前にも、こちらのブログを何度も拝見し、僕も牟田さんのように世界のどこかでポーカーをする事をマニラから夢見てました。いつか僕も世界のどこかでポーカーしてやるぞ。と。 

 

初めて澳門でお会いした時も歓迎していただいた上に、とても仲良くしていただきました。その後も同じ澳門、ラスベガスと出先でお会いする機会があり、何度もお世話になってます。 ハンドレビューをお願いしても快く聞いていただけるし、何よりポーカープレイヤーというよりも彼の事をあえて博打打ちとあえて呼ばせていただきます。

牟田さんの事を僕はポーカープレイヤーとしても、人としてもとてもリスペクトしています。スマートに博打打ちと呼べるのは牟田さんくらい。

今でも初めてお会いした時の事を覚えています。マカオのWynnでご飯に誘っていただいて、僕が牟田さんのBlog読んでいつか僕も世界のポーカールームでプレイしたいとお伝えした所、牟田さんから

 

 

僕旅行そんなに好きじゃないんですよね。by 牟田さん

 

 

(゚Д゚)おいいいいい!

 

 

まあ、そんな事言われても僕は世界のどこかでポーカー打つんだもんね。

 

ある日ちょっとマイナーな国のポーカールームでポーカーする機会があったんで、牟田さんに自慢げに連絡。

 

 

 

Toshi:(`ω´)グフフ こんな国のこんな所でポーカーしてるんですよ。

牟田:あ、そこ行ったことあります。

 

 

がっでぃーむ!

 

 

まあまあマイナーだったんだけどなぁ。もう世界で彼が行ってない所無いんかい!

 

↓ 牟田さんが行ったことあるポーカールーム

 

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むむ!

 

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あった! という理由で行き先決めました。(本当)

 

 

 

 第一の目的地:オランダ アムステルダム

 

というわけでとりあえず用事のあるオランダのアムステルダムへ。 今回はKLM。初めて利用。 12時間。だるい。可もなく不可もなく。直行便は楽。もう何度か来てるのでそこまで感動は無いけどお気に入りの街。

 

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アムスの件については前のBlogに書いてあるのでそちらをどうぞ。

 

expatriate-employee-toshi.hatenablog.com

 

 

今回もホーランドカジノへ再訪。 日曜日に来たのですが、通常20時Openな所、週末だと15時オープンだというのを忘れて20時に。

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夏だと20時でも明るい。

 

入場にはカジノで発行されるメンバーカードが必要。前に作ったものの有効期限が1年で切れるらしく、本来更新費用が発生するらしいんですが、今回はいらないわ。って言われてなんとタダで更新!上振れた。

 

 

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さて、遅刻してきたので、ウェイティングは€1-2 は約30人。

 

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遊びに来たのでそれでもいいんだけど、そもそも75bb がMax buy in でレーキも少し高いので、ウェイティング2名しか居ない€2-4 へ。 

2卓目がすぐ立って開始。

 

 

 

速攻AA2回来て両方フェーバリットでAI! ポーカー簡単!

 

 

どっちも負ける。(´・ω・`)

 

しかし、そっから運良くプラ転。てかまあまあ勝った。旅行の初っ端で破産するところだった。危ない。

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前にもここのポーカーテーブルのレビューしてるけど、簡単にまとめ。

・ 平日20時から午前3時まで。土日は午後3時スタート - €1-2 メイン。€2-4も立つ。当日は€5-10も1卓。PLOは€5-5がたまに立つとか。

・ 観光客は少ない気がする。Dutchを話してる人多かったし。

・ 現金 -> チップはポーカーのカウンターで。チップ->現金はカジノのメインキャッシャーへ。

 

€5-10 が立ってたせいか、僕のテーブルは良い感じ。コール多くのハンドでもらえるのでずーっとバリュー打つだけで良く、難しいポーカーほぼ無し。 SBでKKの50bb 3betもコールもらえたし。 問題は営業時間だなぁ。

 

前の日記にも書いてるけど、わざわざここにポーカーしに来る必要はなさそう。物価も東京と同じか少し高いですしね。観光地としてはとてもオススメですよ。

 

 第二の目的地:ポルトガル ポルト

 

さて次の目的地、ポルトガルです。スペインの左側です。アムステルダムからだいたい飛行機で3時間くらいだったと思います。さてポルトガルですがほぼ予備知識無いです。初入国です。

 

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港はキレイ。超絶観光地です。 

 

ここはポートワインが有名。

 

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年代物がお安く飲めます。

僕詳しくなかったんですがまあ、一言で言うなら。 

 

甘い

 

はちみつより甘い。脳天ぶん殴られるくらい甘い。グラス1杯なんてとても飲めない。おちょこ1杯で十分。なんかイライラするくらい甘い。歯が溶ける気がする。

 

 

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市内観光もそこそこ。アジア人少ないし、町並みキレイですしご飯も美味しい。何より物価が安い。ご飯だけならオランダの半分かな。

 

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マカオにある世界遺産(名前忘れた)の裏側どーなってたんだろ。って疑問がここで解消。

 

 

まあ、そんな観光も終わりポーカー行きました。Casino Espinhoへ。

 

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ここなんですが、ポルト市内から車で渋滞無しで30分っていうまあまあ遠い。すごい住宅街で周り家しかない。

 

当日はデイリー?トーナメントやってたみたいで、到着時は5テーブルくらいトーナメントに使ってました。後でキャッシュにプレイヤーが流れてくるかと思ったら全然来ませんでした。

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場末感満載の古いカジノです。ほぼ地元民。外国人風の人は居ない。アジア人は僕だけ。

 

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当日は10PMくらいに到着。€2-5 が1卓既に稼働中。(でも表見ると€2-5って無いな。聞き間違えかも。)

€1-2ホールデムはこれから立つとのことで席に座り待つ。

 

ホールデムのテーブルは10人。若者の4人は打ちなれてる。あとは趣味の僕みたいなおじさんだけ。

 

ここのカジノの特記事項はこれ。

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SBボタン。

 

説明すると、僕の知ってるホールデムは、BTN、つまりSBの右側にディーラーボタン置かれるわけですが、なぜかSBに置かれます。

 

これ地味にやりにくくて、普段僕はボタンの場所でテーブルの空間把握をしており、ああそこがアウトポジションでみたいなものを意識せず把握してたものを常に補正しなければならず結構やりにくなったです。僕だけかもしれませんが。

あと、これをやるメリットがディーラーが配りやすい?くらいのメリットしか思いつかず、何でこんな事するんだろうと今だに疑問です。

 

ボタンの位置が違うだけで後のゲーム進行は同じです。通常のストラードルは可能なようです。

 

後はあまり特記事項はなく、普通に3時前に締まります。あ、プレイヤーとディーラーはポルトガル語で話ししてますが、僕に気をつかって英語でも説明してくれますので英語話せれば特に問題はなさそうです。肌感覚8割くらいの人は英語話せます。

 

とはいえ、午前3時にはすべてCloseするのと、テーブル普段立つの何時くらい?って聞いたら22時だそうなのでここもわざわざ来る場所かって聞かれるとだいぶ微妙な気がします。観光でポルト来ても余程暇じゃない限り来るかどうか悩むレベル。レーキも高いし。

 

後で気が付きましたが、打ち慣れてるなって感じた皆様はハウスプレイヤーでした。まあそうだよね。って事で普段なかなか卓立たないのかもしれません。

 

ポーカーは残念でしたけど、観光地としてはなかなか良い所です。飯と酒が美味しくて物価も安い。問題は坂だらけなので連日筋肉痛になるので可能な限りトラムでの移動を推奨します。町はとてもキレイですよ。

 

しかしちょっとポーカー目的でのリピ無しかな。

 

 第三の目的地:ポルトガル リスボン

 

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高速鉄道を使ってポルトからリスボンへ移動

 

 

3時間くらいかな。

 

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食堂車が懐かしい。

 

というわけでポルトガルの首都、リスボンに到着。やっぱり坂が多い。でも町並みは人が住んでる感じがしてなかなか良い。

 

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散々息を切らして坂登って目的地到着!と思ったら横にトラムの駅が。下振れ。

 

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一旦本日の目的地。ここエステー化学のCMでお馴染みの、

 

消臭力のCMで使われてた丘

www.youtube.com

 

キレイですね。ってコメント以外無し。足が痛くてそれどころじゃない。

 

ま、でも町はキレイ。

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トラムは坂道移動も楽ちん。必須。

 

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飯もうまい。

 

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これはこっちでよく食べられてる干しタラ。しょっぱいけど美味しい。

 

翌日は電車で少し遠出してユーラシア大陸の一番西に位置する場所へ。

 

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まあ、何も無いだけで特記事項無し。

 

少し移動して丘の上のお城ツアーへ。観光としてはよかった。中世ヨーロッパを舞台にしたRPGの世界みたい。

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難攻不落ってか、攻め入るだけで疲れそうなお城。

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下に絶対ボスいる階段。

 

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もう光は拝めないかもって覚悟を決めてボスの部屋に移動する前。

 

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お城まで後1歩。っていうこういう場所でよく敵出てくる。

 

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というお城ツアーでした。が後で調べたらここ世界遺産らしい。

どうりでかっこいいわけだ。

 

まあ、というわけで観光も一通りしてポーカーですよ。

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今回来たカジノはCASINO ESTORIL。詳細はこちら

首都リスボンでポーカーできる所はどうやらここ1箇所だけらしい。

まあ、ここもリスボンの中心からだいぶ遠い。やっぱり30分くらい車でかかった。

 

€1-3 x 3, €2-2 PLO x 1って感じ。すぐに呼ばれて着席。

 

(゚Д゚)???なにこれ。

 

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ボタンがSBとDealerの部分が連結しとる。

まったく意味不明。SBどっちだっけ?って悩む人でもいるのだろうか。

 

しかし、ポルトに比べると、テーブルは€1-3が複数立ってるし、PLOも可動してるし、まあまあ悪くない。プレイヤーは本当に地元のポーカー好きって感じ。プロもゼロ。

 

それにしても、オープン額はなんかめちゃめちゃ。UTGからいきなり6BBオープンしたかと思うと2人コールしたり、次は2BBオープンだったり。結構額に応じたハンド出てきてなんだかなーという感じ。

まーあとフロップでなにか当たってたら降りない降りない。

でもみんな同じように打ってるから均衡は取れててなんかこれはこれでおもしろいなという印象。

 

隣に座ったにーちゃんが饒舌だったのでいろいろ教えてもらった。どうも季節限定でポーカーテーブルが開くところがあるみたい。どうも夏限定とか。そんなのあるのか。

 

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なんかチェックレイズ多いわ、大きく打っておろそうとする事多いわ、コール多いわ。っていうテーブル。

反面、素直にできるテーブルでもあった気がします。

 

まあここも午前3時前にはテーブルが閉まるわけで。

 

近所にあれば来てもいいけど、ここまでやはり通う理由はどうもなさそう。途中飽きたので3時前に帰宅。

 

というわけで今回はポルトガルでのポーカーを体験してきました。

 

まとめ

 

ポルトガルのポーカーについては行かなくていいんじゃないか?って結論です。24時間とは言いませんが概ねいつでも打てる場所、もっと大きなレートのテーブルがあり、アクセス良い場所は他にあるので。ここの制限があるととても腰を据えてできる場所ではありません。レーキも安くないし。

 

ヨーロッパの西の果てまで行って思うのは

レーキ安い所でやるのが一番。

という事です。

 

観光地としてのポルトガルはまあまあ満足で、物価の安いヨーロッパって良いなと思いました。次はぜひ東ヨーロッパあたりをターゲットにもしてみたいです。(でも牟田さんだいたい行ってるんだよなぁ。) 

 

あと、ポルトガルではUberが安くてよかったです。他の配車サービスもあるようですがいくつか使いましたが不安定です。

 

今回のヨーロッパ負けなしでカードしか払えない所を除いて手持ちの€キャッシュだけで持って行った円とドル使わず観光出来ました。ポーカー覚えて良かった。ほくほく。

 

最後に、牟田さんのBlogを見ていなかったら僕はこんなに世界のどこかに行ってポーカーをしようという気持ちにもならなかったですし、何よりお会いしてからも牟田さんに大変お世話になっています。お会いできて光栄ですし、今後もいろいろ教えてください。あと言いたいことは牟田さんが行ったこと無いポーカールームにやっと行けたもんね。とやっと言えるようになったことでしょうか。この一言につきます。

 

最後に牟田さんのBlogの記事の中で一番のお気に入りをこちらに。

では皆様、ポーカーのキャッシュテーブルでお会いしましょう。WSOP開催中でトーナメントのトピックは多いですが(お知り合いは勿論応援してますよ!)是非キャッシュゲームも。

 

牟田さんをはじめ、多くのポーカープレイヤーの方々に優しく接して頂いてます。また、旅行中にも関わらず、ポーカー行ってくれば?って眉間にシワを寄せつつ渋々ポーカーするのを了承してくれた嫁さん。皆さんへの感謝の気持ちを忘れずポーカーを今後も楽しんでいきます。